【東京女子】角田奈穂プロデュース興行にスターダムの安納サオリ、なつぽい参戦「想像もしてなかった」

会見でポーズを決める(左から)本間多恵、角田奈穂、安納サオリ、なつぽい

7月いっぱいで現役を引退する東京女子プロレス・角田奈穂(37)のプロデュース興行「CROSS」(7月6日、東京・新木場1stRING)に、スターダムのワンダー王者・安納サオリ(33)となつぽい(28)が参戦することが20日に発表された。

引退ロードを歩む角田が「もう一度リングで会いたい人がいる」と希望し、東京女子とスターダムの協力で豪華カードが実現。メインで角田、本間多恵組が安納、なつぽい組と対戦する。4人は2015年に「アクトレスガールズ」でデビューした同期で、たもとを分かった後もプライベートでは交流が続いていた。最後に4人が戦ったのは18年12月のアクトレス新木場大会で、安納&角田vs万喜なつみ(なつぽい)&本間の試合だった。

20日に都内で行われた会見には、メインに出場する4人が出席。安納は「この4人の思い出話をすると3日くらいかかると思う。私たち4人でご飯に行った回数を数えたら、9年でたったの3回。こんなうちらがリングで遭遇する意味、わかりますか? 私はわからん。意味なんてなくても寄り添うのが初期メン(アクトレス初期メンバー)なんです。5年ぶりにリングで会いましょう」と再会マッチを心待ちにした。

また、なつぽいは「初期メン4人が同じリングに上がる日が来るなんて想像もしてなかったのでうれしいな」と終始ニコニコ。昔と変わらない同期の姿を見た角田は「今回、私は引退という道を選びましたけど、この3人はまだまだやめないで、プロレスラー街道を突っ走ってほしいと思います」とエールを送った。

当日は全4試合が行われ、第1試合ではチェリーと関口翔がシングルで対戦し、昨年現役を引退したひめかがレフェリーを務める。第2試合の「角田奈穂だけのバトルロイヤル」にはアイドルグループ「SKE48」荒井優希、瑞希、鈴芽、遠藤有栖、原宿ぽむが出場。セミでは尾崎妹加とHIMAWARIがシングルマッチで激突する。

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