カーボンニュートラル実現へ 群馬・片品村と埼玉・蕨市が協定締結

温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現を目指し、群馬県片品村と埼玉県蕨市が共同で森林整備に取り組む協定を結びました。

協定の締結式は、片品村役場で行われ梅澤村長と埼玉県蕨市の頼高英雄市長が出席し、協定書に署名しました。協定は、片品村花咲にある約2.9ヘクタールの村有林を共同で整備することで、二酸化炭素の吸収量を増やし温暖化対策を進めるのが目的です。

片品村と蕨市は1996年に「ふれあい交流協定」を結びお互いのお祭りに参加するなど交流を深めてきました。今回の協定により、整備する土地を「わらびの森」と名づけ、今後5年間、植樹や間伐などの整備活動に取り組み、子どもたちへの環境学習や住民同士の交流の場としても活用する方針です。

なお、村がカーボンニュートラルの実現に向け協定を結ぶのは、埼玉県上尾市に続き2例目です。

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