和歌山県の岸本知事が渡米・5月24日まで

和歌山県の岸本周平知事は、きょう(20日)から今月(5月)24日まで、アメリカのロサンゼルスを訪問します。

和歌山県の岸本知事

期間中は、和歌山県立近代美術館とロサンゼルスの全米日系人博物館との姉妹ミュージアム提携の締結式への出席や、現地の県人会との懇談、スーパーマーケットで開かれている県産品フェアの視察などを行う予定です。

県立近代美術館と全米日系人博物館は、去年(2023年)秋に、特別展「トランスボーダー 和歌山とアメリカをめぐる移民と美術」を開催し「多様性」「公平」「包摂()」といった展示のテーマが和歌山県や県立近代美術館が目指す理想と親和性が高いとして、双方のミュージアムの館長が姉妹提携を呼びかけて実現することになったものです。

全米日系人博物館は、日系アメリカ人の姿から、アメリカの民族的・文化的多様性への理解と認識を深めようと、1992年、ロサンゼルスに開館した施設で、和歌山県立近代美術館が海外のミュージアムと姉妹提携を結ぶのは、初めてとなります。

締結式は、22日の午後、ロサンゼルスで開かれ、立会人として出席する岸本知事は「双方の和歌山県ゆかりの芸術家の交流促進など、締結を機に今後いろんな成果が期待できる」と話しています。

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