笑いあり涙あり歌ありアクションありの、シェイクエンターテイメント!『SHAKES2024』怒涛(どとう)のアクション×コメディ×カーテンコールレビューショー

2007年初演からのべ20万人を動員してきた30-DELUXコメディシリーズの代表作「SHAKES」(シェイクス)。 いま人気上昇中の福井巴也率いるボーイズグループUNiFYとの強力タッグで、装いも新たに18年の時を経てよみがえる。

東京公演Bチームのダンス

東京ののち、大阪・名古屋と続く舞台『ロミオとジュリエット』×テーマパークを意識したシェイクスピアランドを表現。可動式セットが縦横無尽に動き、表舞台の華やかな印象をダイナミックに演出するも、裏ではさまざまな問題が…。

舞台の裏方メンバーが集まり話し合い。演出方法の食い違いや忖度(そんたく)があり、スタッフの不信感が出て分裂が始まった。

シリアスな場面の中にも、ボケとツッコミというコミカルなシーンで笑いが!

舞台全体が“戦”のような、殺陣のシーンは手に汗握る圧巻なパフォーマンス。

出演者が座席まで行き、観客と一緒に盛り上がるフィナーレ!舞台グッズのペンライトを持って、観客も演出の一部に加わる。途中のコール&レスポンスも楽しい、参加型エンターテイメント。

(右から)田中精、湯本亜美、石沢瑠架、石橋弘毅、福井巴也、村瀬文宣、竹之内景樹、藤田奈那、山本タク、清水順二

ゲネプロ後のフォトセッションにて。その場で決まったシェイクポーズを披露。

【出演者・演出コメント】

ー東京公演Aチーム 主演:江口久之役 福井巴也(ともや)(UNiFY)
僕自身、今回が初の主演ということで、江口と自分を重ね合わせて気持ちを高めながら初日を迎えました。最後まで、責任を持ってこの役を演じたいと思います。よろしくお願いします。

ー東京公演Aチーム 匠 士也役 村瀬文宣(ふみのり)(30-DELUX)
個人的には殺陣士としても、この舞台に関わらせていただきます。この4つの、可動式のセットをふんだんに使った殺陣シーンがたくさんありますので、ぜひ皆様楽しみにしていてください!

村瀬文宣と福井巴也

ー脚色・演出 山本タク
今回何度も公演されている作品なので、どんなつくり方が良いのかを考えた時に、まずはテーマパークを描いている物語ということで、そこをフューチャーして演出、脚色させていただきました。何度来てもお客様が楽しんでもらえるように、そして来なければわからない楽しみがこの作品にはたくさんあると思いますので、ぜひとも見に来ていただければと思います。よろしくお願いいたします

ー東京公演Bチーム 舞台監督役 清水順二(30-DELUX代表)
私はBチームの舞台監督役で出させていただきます。この作品は、東京芸術劇場で2007年初演から16年経って約20万人のお客様に見に来ていただいたのですが、今回山本タクさんに演出をしていただき、初めて映像を入れたり初めて舞台セットを動かしたり、楽曲も全部変えて、そして脚色をしていただいて、新しいコラボレーションで新ジャンルを作ってやろうという勢いでここまでやってきました。これからこの作品が、成長して行く姿がありますので、お客様がどれぐらい盛り上がるのか、ペンライトをどこで振るのかなども注目していただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

ー見どころを教えてください!

村瀬:この舞台は、ステージのショーをやる人たちの裏側の話なので、舞台を作る上であるあるなことが作品の中に散りばめられていて、お客様が見て、裏ではこういうことが起きたりするのかなとか、もちろん、実際全部起きているわけではないのですが(笑)。

こういうことが、もしかしたら起こっているのかもしれないとか、いろんな想像していただける舞台だと思います。そして山本タクさん演出のもと、可動式のセットが殺陣中もガンガン動いていますし、それを見てお客様が喜んでくれる演劇の醍醐味(だいごみ)をぶつけている舞台だと思うので、是非楽しんでいただきたいです。

福井:この2時間の中に喜怒哀楽、いろんな感情があって本当に楽しい舞台なんですけど、泣けるところあり、笑えるところありということで、見てくださる方々に届けばいいなと思いますし、何より、UNiFYと30-DELUXがコラボして、そこにゲストのお二方が加わって、スタッフの方が加わってくださり、素敵な作品ができたと思っていますので、ぜひ皆さんに見てほしいなあと思っております、よろしくお願いします!

UNiFYのレビューショー。シックな装いでありながら、激しいダンスと力強い歌声が会場をひとつにする

田中:レビューショーというのがあり、三曲ほど皆さんと一緒に盛り上がる時間があります。そこは、UNiFYさんたちと、肩を並べようという気持ちで30-DELUXも一生懸命やっていますので、これも含めてテーマパークみたいな、見どころのひとつとして伝わるといいなと思っております。

最後に清水順二が考える、見出しを発表。「テーマパークというキーワードで、歌のライブと、そして演劇という、テーマパークライブ演劇、新ジャンル誕生!といった見出しでお願いしたいと思います。これは私が、様々なテーマパークで働いてた経験をもとに、テーマパークの裏側話を作っていきたいなというところから始まっておりますので、それをさらに新ジャンルとして続編になり、今後シェイクス劇場が建つという夢まで、応援していただけるとうれしいです」と、今後の大きな夢を語り、いよいよ初日の幕が上がった。

『SHAKES2024~それは夢、だが人生という永劫の物語』
怒涛(どとう)のアクション×コメディ×カーテンコールレビューショー
30-DELUX collaborate with UNiFY

【STORY】
シェイクスピアの登場人物が一同に介するテーマパーク「シェイクスピアランド」。そのオープニングアクトの開演が迫り、現場責任者である江口は奔走していた。一筋縄ではいかないキャスト揃(そろ)いで江口は振り回されてばかり。そんな最中、彼は予知夢を見る。かつての友人が舞台の上で刺されて死ぬという夢。不安を打ち消せない江口の前に八年ぶりに現れる匠。予知夢の中で死んだ友人であり、江口には今も匠を許せない過去があった。その夢の通りに匠は死んでしまうのか?そんな二人を傍で見つめ続けるメイの思いは・・・。

【日程・会場】
東京:2024年5月15日(水)~19(日) 俳優座劇場
大阪:2024年5月31日(金)~6月2日(日) ABCホール
名古屋:2024年6月7日(金)~9日(日) メニコン シアターAoi
東京・アンコール公演:2024年7月11日(木)〜15日(月・祝) シアターサンモール

【Blu-ray】
30-DELUX collaborate with UNiFY 「SHAKES2024 ~それは夢、だが人生という永劫の物語~」予約受付中

photo: Kazunori ITO撮影 : 伊東和則

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