「移住に繋がれば」東京で暮らす5歳の女の子が家族とともに高梁市に「保育園留学」約3週間滞在しこども園に通う【岡山】

東京で暮らす5歳の女の子が家族とともに高梁市にやってきました。約3週間滞在し、市内のこども園に通うほか地域の人と交流する「保育園留学」です。

岡山県高梁市の有漢こども園を訪れたのは普段は東京都荒川区で暮らす5歳の峯岸すず音ちゃんと両親です。「保育園留学」は高梁市での家族生活と子育ての体験を地元に帰ってまわりの人に伝えてもらい移住などにつながる関係人口を増やそうと、昨年度から始まった取組みです。

(高梁市住もうよ高梁推進課 高橋雄二さん)
「いちばんは自然と歴史と文化っていうところをですね、あとは仕事ができるというところ、ワーケーションでも体験ができて地元に戻っていただいた時にいい所だったというところをお話いただければと思います」

年長のクラスに加わったすず音ちゃんは初めて会った高梁の子供たちとのふれあいを楽しんでいました。

(峯岸すず音ちゃん)
「楽しいです。(高梁の子が)仲良くしてくれます」

都会ではできない経験を娘にさせたいと「保育園留学」に応募した母親は、人としての成長にも期待を寄せます。

(すず音ちゃんの母親 峯岸知恵美さん)
「みんなが声をかけてくれてそれに対してにこやかに対応している娘を見ると、コミュニケーション能力とかそういうのを養うきっかけにひとつになるなというふうに思っていて、そこも楽しみにしています」

すず音ちゃんは来月(6月)8日まで高梁市に滞在し期間中は「いちご狩り」や「田んぼでどろんこ遊び」など、自然を満喫する体験をするということです。

© RSK山陽放送株式会社