石川県が「創造的復興プラン案」提示 馳知事「何としても能登に安心感を」

能登半島地震の復旧・復興に向けた県のプラン案がきょう、示されました。

施策には4つの柱と13の取り組みが盛り込まれています。

県では「創造的復興プラン」の策定に向け、有識者会議を立ち上げて被災地の住民から意見を聞くなどして取りまとめを進めています。

こうしたなか県庁ではきょう県の復旧・復興本部会議が開かれこれまでの検討結果をまとめた案が示されました。

プランの柱となるのは「災害に強い地域づくり」や「特色ある生業の再建」など4つの施策。

そして「創造的復興」の象徴的なプロジェクトとして「復興プロセスを活かした関係人口の拡大」や「能登サテライトキャンパス構想」など13の取り組みが盛り込まれています。

馳知事:

「成長戦略と同時並行で進める復興プランとをどう折り合いをつけていくのか、推進力をつけていくのか」

「復興プラン、何としても能登の被災地に安心感をお届けするためにも進めていきたい」

復興プランは2032年度末までの9年間を対象期間とし今月開会する県議会のあとに公表されるということです。

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