2日続けて“ボランティアバス内でわいせつ行為”か 未遂容疑で逮捕の男を別の女性の体触った疑いで逮捕

被災地の復興に水を差す事件です。能登半島地震のボランティアバスの中で女性の体を触るわいせつな行為をしたとして大阪府の男が逮捕されました。

不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは大阪府熊取町(くまとりちょう)の無職、久田健二(ひさだけんじ)容疑者(51)です。警察によりますと久田容疑者は2024年3月20日、能登半島地震の災害ボランティアに参加し、その帰り道、ボランティアを乗せたバスの中で座席の隙間から手を伸ばし、前の席に座っていた20代の女性の体を服の上から触った疑いがもたれています。

久田容疑者は、この犯行の翌日にもボランティアに参加し、同様の手口で女性の体を触ろうとしたとして5月8日、不同意わいせつ未遂の疑いで逮捕されていました。この報道を見た被害者の女性が自分も同じ被害に遭ったとして警察に申告したということです。

久田容疑者は「自分の性的欲求を満たすためだった」と容疑について認めています。警察は他にも同様の犯行がなかったか久田容疑者を追及する方針です。

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