国の南海トラフ巨大地震の「被害想定見直し」を受けて 県独自の「津波浸水想定」を策定するため会議【徳島】

国が2012年に公表した南海トラフ巨大地震の「被害想定見直し」をすすめていることをうけ、5月20日、徳島県庁では県独自の「津波浸水想定」を策定するための会議が開かれました。

2回目の会議となるこの日は、オンラインを含め大学教授ら7人が参加しました。

会議は非公開で行われましたが、県によりますと津波の被害が及んだ範囲を計算する際、設定条件として防潮堤や堤防などの沿岸建造物をどう取り扱うかや、津波到達時刻や場所などをもっと詳しく分かりやすく発表するにはどうしたらよいか、などについて議論が交わされたということです。

次回の会議では、津波シミュレーションや被害想定に関する話し合いが行われる予定です。

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