【福島県産の“水素”を東京都内のバスに活用】小池都知事らがセレモニー・福島県

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脱炭素社会の実現に向けて少しづつ実用化されている次世代エネルギー、水素の話題です。

福島県には水素を作る世界最大級の施設が浪江町にあります。

今回、ここで作られた水素が東京都内を走るバスに使われることになり、セレモニーが行われました。

■大川悠輔記者

「こちら都内を走るバスには福島の文字があります。実はこのバスは福島県内でつくられた水素を使って走っている」

二酸化炭素を排出しない、次世代エネルギーとして注目される「水素」。

電力を長期間大量に貯蔵でき、長距離輸送も可能なため、今自動車やバスへの活用が進んでいます。

この水素を作る世界有数の施設が浪江町にあり、これまでは福島県内を中心に供給されてきましたが、東京都でも福島で作られた水素を利用していくことが決まり、5月20日小池都知事らも参加し、東京都内の水素ステーションでセレモニーが行われました。

■内堀知事

「さぁ福島から水素で未来を紡ごう、この思いで皆さんと力を合わせて、今後とも水素の利活用、再生可能エネルギーの発展に全力を尽くしていく」

今後は月に一度、トレーラー1台分の福島県産水素が供給され都内を走る燃料電池バスなどに活用されます。

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