30代女性が【5年の不倫をやめた理由】「そっか。このままだと、、、」救ってくれた『意外な人物』とは?

不倫は、1度はまってしまうとズルズルと続いてなかなか抜け出せないと言いますよね。何年も不倫関係を続けて、最後には泥沼の愛憎劇に発展する人も少なくないようです。今回は長年の不倫から抜け出したエピソードを友人が聞かせてくれました。

ズルズル続く不倫関係

私は30代前半の会社員です。
都内の企業で働きながら、5年ほど前からずっと同じ部署の上司と不倫関係を続けていました。

もちろん、妻子ある男性と関係を持つなんて許されないことだということは分かっていますが、仕事で不安な時期に支えてくれた人でもある上司への思いをなかなか断ち切ることができず、「もうやめなきゃ」と思いつつもズルズルと不倫を続けてしまっていたのです……。

地元からやってきたのは

そんなある日のこと。昔からかわいがっている中学生の姪っ子が夏休みを利用して地元から東京へやってきて、私の住むマンジョンに滞在することになりました。

田舎で生まれ育った姪っ子にとって東京は憧れの場所なのでしょう。
何を見ても大喜びして、私に対しても「こんな都会で働いて暮らしてるなんて、おばちゃんはスゴイね!」と憧れの眼差しを向けてくれました。

無邪気な質問に言葉が詰まり……

中学生にもなると恋愛にも興味津々のようです。
夜になると、姪っ子は「おばちゃんは彼氏いる?」と聞いてきました。
「いるよ」と答えると、「どんな人? おばちゃんの彼氏ならきっと素敵な男の人なんだろうなぁ~♡ ねぇ、今度会わせて!」と無邪気にねだってきました。

そんな純粋な姪っ子を見て、「私が付き合っている彼は、姪っ子に堂々と紹介することもできない人なんだ……」と、不意にハッとしたのです。

「うん、忙しい人だから、また今度ね」と曖昧に返事しながら、私は「会わせられるわけない。憧れの叔母が不倫してるだなんて知ったら、この子はどう思うだろう」と、自分のしていることを改めて実感せざるを得ませんでした。

そして、そこでやっと5年間の不倫関係を終わらせる決心が固まったのです。

まとめ

その後、私は上司にきっぱり別れを告げて、転職して職場も変え、完全に不倫関係に終止符を打ちました。
今は恋愛はお休みして、新しい職場で仕事に向き合っています。

慕ってくれる姪っ子のためにも、胸を張っていられる自分でいたいと思う今日このごろです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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