石川遼が6月の全米オープン出場権獲得「すごく楽しみな気持ちでいっぱい」2年連続8度目 河本力、清水大成も

 河本力、石川遼、清水大成の3選手(左から、JGA提供)

 「男子ゴルフ・全米オープン・日本地区最終予選」(20日、日野GC=パー70)

 36ホールで争われ、通算9アンダーの石川遼と河本力、8アンダーの5人によるプレーオフを勝ち抜いた清水大成の3人が出場権を獲得した。石川は昨年に続く最終予選突破で8度目の出場。河本、清水は初出場。

 ぶっつけ本番のコースで65、66の好スコアをマークした石川は「3パットもなかったし、ショットも良かったので、今日もいい経験ができたなと思う」と振り返った。ヤーデージブックでコースを確認しながら「見えないブラインドのところでショートカットするのはちょっと危ないかなと思っていた。1周目は3番ウッドでティーショットを打ったり、突き抜けないように打ったり。でも1周目でドライバーでも越えるなと思ったところは2周目にドライバーで打ったり」と工夫しながらのプレーだった。

 メジャー第3戦の全米オープン選手権は6月13日から米ノースカロライナ州のパインハーストリゾート&CCナンバー2コースで開催される。

 「毎年自分のゴルフ感(観)をアップデートできる機会。去年行ってめちゃくちゃ収穫があって、今日まで活き活かし続けている。全米オープンの経験でここをもっと高めていけばチャンスがあるんじゃないかと、毎日毎日やっているので、そういう意味では出場できるに越したことはない」

 2年連続8度目の大舞台を「すごく前向きな気持ちで去年も行けたし、すごく楽しみな気持ちでいっぱい」と心待ちにした。

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