【自民党宮城県連】年に一度の定例大会で党員に謝罪「深刻な事態を招きかねない」

自民党派閥の裏金事件についてです。自民党宮城県連は5月19日大会開き、集まった党員に謝罪しました。大会では、党員が「非常に深刻な事態を招きかねない」として、苦言を呈する一幕もありました。

自民党宮城県連 宮城4区選出 伊藤信太郎会長
「国民の皆さまに、また、党員の皆さまの大きな信頼を損なう状況になっていること、深く、深く、お詫び申し上げたいと思います」

謝罪で始まった自民党宮城県連の年に一度の定時大会。19日は、宮城県内の党員などおよそ320人が集まりました。派閥の裏金事件をめぐっては、宮城3区選出で、安倍派の西村明宏衆議院議員が、戒告の処分を受けています。大会では党員から厳しい意見が出される一幕がありました。

党員
「非常に深刻な事態を招きかねない事態に来ている」

議員を代表して宮城6区選出の小野寺五典衆議院議員は、「今すべきことは反省し、国民に頭を下げ、愚直に進むこと」としたうえで、改めて、支援を訴えました。

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