青森市の水産加工会社が、食品の安全に関する国際認証を取得しました。青森県内のホタテ加工では初めてで、輸出の拡大が期待されます。
FSSC22000を取得したのは、ホタテ加工品の製造・販売を手がける青森市の成邦商事です。
20日には、笹原真社長たちが青森県庁を訪れ、アメリカやフランスの規制にも対応した設備や体制を整備し、食品安全管理システムの国際認証を取得したと宮下知事に報告しました。
【成邦商事 笹原真社長】
「今後は、ベビーホタテの方もEU、そしてアメリカに向けてどんどん販売していきたいと考えています」
今回の認証取得で、EUやアメリカ向けに冷凍貝柱以外の製品も輸出が可能になり、販路の拡大に弾みがつくことが期待されます。