DEEP、ステージ4のがん告白の鬼木貴典氏への募金受付 「余命2か月」も高額治療断念

鬼木貴典氏【写真:山口比佐夫】

5月26日開催の興行で「皆さんご協力をお願いいたします」

格闘技エンターテインメント「BreakingDown」の公式レフェリーを務める鬼木貴典氏が18日、自身のXでステージ4のがんと闘病中であることを告白。4人の子どもの父であることなどから高額医療を断念したことを明かした。この事実は瞬く間に拡散され「BreakingDown」関係者などから支援の声が上がった。公表から4日後、鬼木氏と深く関わりがある格闘技団体「DEEP」が今月26日開催の興行で募金を行うことを発表した。

BreakingDownでおなじみの顔になっている鬼木氏は普段、試合中にレフェリーを務めるほか、舞台裏では選手同士の乱闘を制止していることもある。そんななくてはならない存在が衝撃の告白をした。

がんの影響で足が動きづらくなり「BreakingDown」のレフェリーを辞退。医師から「余命2か月」と宣告を受けていることや全額自費負担の自由診療を受けるも高額なもののため治療を断念したということが明かされた。

そしてこの日、DEEPは公式Xを更新。「今週末の5月26日(日)にニューピアホールで開催する『 DEEP JEWELS 45』と『DEEP TOKYO IMPACT 2024 3rd ROUND』で鬼木貴典さんの治療費の募金を行います。皆さんご協力をお願いいたします」と正式に発表した。ENCOUNT編集部

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