大阪・関西万博に山口県が出展発表も…規則などが不明で具体的な内容は固まらず

1970年の大阪万博では、山口県からは、周南市八代の花笠踊りや下関の平家踊りを披露。県内の観光地や伝統工芸品も展示され、4日間で11万人が訪れました。

そして、来年4月に開幕する大阪・関西万博に、山口県が出展することが、20日、発表されました。

しかし、出展する際の規則などが依然、不明な点があるとして、具体的な内容は固まっていないとしています。

山口県は、来年4月13日に開幕する大阪・関西万博に、6月10日から13日までの4日間、「ふくの国、山口」をテーマに出展すると発表しました。

外国人も多く来場することが予想されていることから、県は屋内展示場の一部を使用し、県内の観光や文化を紹介する方針です。

また、日本酒をはじめとする山口県の食に関する物販をしたい考えですが、県政策企画課は「現地の設備やアルコールの試飲や販売が可能かどうか依然、分かっていない」として具体的な内容は固まっていないとしています。

広島県が8月6日を含めた5日間、島根県が8月末など、中国4県はすでに出展を決めています。

詳細な予算額は現時点、不明としています。

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