日本初公開のバラ「サクラコナギラ」お披露目 日本庭園「由志園」でバラの展示会(島根・松江市)

松江市の日本庭園「由志園」でバラの展示会が始まりました。
日本初公開のバラもお披露目されました。

こちらが日本初公開のバラ。
「サクラコナギラ」。
直径3センチから5センチほどの淡いピンクの小ぶりな花が特徴です。
2年前にフランス・パリで命名された新品種です。

フローランタン・柳楽桜子さん:
「下にあるバラが同じように咲いてくるんですね。そうするとブーケのようになります。なのでもっともっと今よりもゴージャスになりますので、そういった移り変わっていく様子なども楽しんでいただきたいです」

このバラの名の由来になったのがフローランタン柳楽桜子さん。
出雲市出身で現在はフランス・パリに在住。
パリ島根県人会の会長を務めています。

5月18日、松江市の日本庭園「由志園」で開かれた「お披露目式」に出席。
ヨーロッパでの命名式にならってバラにシャンパンをかけて祝いました。

「サクラコナギラ」の名は、フランスの生産者の申し出で、国際的なバラのコンクールの公認審査員も務める柳楽さんの名前が付けられたということです。

来園者:
「ピンク色が可愛くて、お花も小ぶりで可愛らしかったです。ちょうど咲き始めでつぼみが可愛かったので、また開いたときにどんな風に変わるのかなと思って楽しみです」

フローランタン・柳楽桜子さん:
「最後には八重桜のように私の名前のイメージのように可愛らしい花をたくさん付けてみなさんに楽しんでいただけます」

園内では、柳楽さんが選んだ100品種のバラの展示も始まり、訪れた人たちが写真に収めたり、香りを楽しんだりしていました。

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