小学校に「赤ちゃん」が登校 命の尊さや相手を思いやる気持ちを学ぶきっかけに(島根・江津市)

赤ちゃんとの触れ合いを通じて、命の尊さや相手を思いやる気持ちを学ぶ特別授業「赤ちゃん登校日」が江津市の小学校で開かれました。

赤ちゃんをあやす子どもたち。
江津東小学校であった赤ちゃん登校日です。

江津市では、赤ちゃんとのふれあいの中でコミュニケーションの取り方や命の大切さなどを学んでもらおうと、15年前からこの赤ちゃん登校日の取り組みを続けています。

この日は5年生15人が江津市や浜田市に住む生後4ヶ月前後の赤ちゃんたちと初対面です。
はじめは緊張した様子の子どもたちも時間が経つとともに、赤ちゃんに触れたりお母さんから生まれた時の赤ちゃんの様子などを聞いたりしていました。

児童:
「すごく緊張した」
「プニプニしてグミみたいだった」
「赤ちゃんと家族と仲良くなっていくうちにどんどん楽しくなっていった」

江津赤ちゃん登校日アドバイザー・田中康夫さん:
「人と関わる力が将来の生きる力につながっていくことを期待している」

6月に2回目のふれあいを予定していて、子どもたちは赤ちゃんの成長と向き合いながら人として大切な思いやりを学んでいきます。

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