子どもって時々、大人の想像を遥かに超えたことをしてくれますよね。微笑ましく思えることもたくさんありますが、中には「正直やめてほしい……」と感じることもあるのではないでしょうか? ということで今回は友人から聞いた面白エピソードをご紹介します!
息子が今はまっているものは
私の息子は先日5歳になったばかりですが、とにかく知識欲がすごくて、もっと小さなころからさまざまなものに興味を持ってきました。
電車や働く車、恐竜、テレビの人気キャラクターなど、何かにはまるととことん名前や性質を覚えないと納得できない息子。
どんどん知識を増やす息子を見るのは親としても楽しいものがあります。
そんな息子が最近はまっているのは、なんと【危険生物】!
猛毒を持つ虫や蛇、深海に住む不気味な魚、もう絶滅してしまった大型の動物などに興味津々なのです。
図書館では世界の危険生物が載った本を借りて読みあさり、着々と知識を蓄えています。
ところ構わず……
知識が増えるのはいいことなのですが、問題はそれを外でもところ構わず披露してしまうこと!
公園でただのアリを見かけても「ヒアリだ! 逃げろ!!」と大声で叫んだり、なんということもない小さな虫を「ママ! あれヒヨケムシかもしれない! 危険生物だよ!」と言ったりするので、そのたびに私は恥ずかしい思いをすることに。
通行人の反応に冷や汗
もちろん私は危険生物などいないことを分かっていますが、息子の趣味を知らない通行人たちは突然危険生物の名前が耳に入りギョッとしている様子。
中には「えっヒアリ?」と声に出して驚く人も。
そのたびに私は内心「違うんです~!!」と思いながら冷や汗をかいたり、実際に「すみません、ただの虫なんです!」と口に出して謝ったりしています。
色々なことに興味を持つのは素晴らしいことですが、今回の【危険生物】に関しては、早くブームが過ぎ去ってくれないかなぁ……と密かに思う日々です。
まとめ
はたから見たら微笑ましい光景ですが、当事者であるママには深刻な問題のようですね(笑)
周囲の人に勘違いされ、毎回訂正するのは大変ですが、子どもの瑞々しい感性で見ると、世界はきっと驚きと発見に満ち溢れているのでしょう。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの