フェンシング・東晟良、パリ五輪では「団体と個人で金メダル」目指す 姉・莉央の分まで「頑張りたい」

 笑顔で写真に応じる東晟良

 フェンシング女子フルーレで2大会連続五輪代表の東晟良(あずま・せら)=共同カイテック=が20日、中国・上海の大会から羽田空港着の航空機で帰国した。19日にフェンシングのパリ五輪代表が正式発表されたが、「試合中で、あんまり実感なく決定しました」と笑った。

 ともに東京五輪に出場した姉・莉央はパリ五輪出場を逃した。東は「一緒にずっと出たい気持ちがあった。ちょっと悲しい気持ちもあるけど、莉央の分まで頑張りたい」と力を込める。

 パリでの目標は「団体と個人で金メダルを目指しています」と言い切った。「信じてないと取れない」といい、「団体ではミスを少なくしてチームにつなげたい。個人はいつも通りパワフルに全力で強い気持ちで戦いたい」と、力強く誓った。

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