核汚染水海洋放出再開に深い憤り 在日中国大使館

 17日の在日中国大使館サイトによると、同大使館報道官は同日、東京電力が福島核汚染水の海洋放出を再開したことにいて記者からコメントを求められ、次のように述べた。

 核汚染水の海洋放出は6回目だ。これまで安全面の信頼性が確保されていない状況での日本の核汚染水海洋放出は周辺国と海洋生態系のリスクを再び高めるもので、深い憤りを感じる。中国は日本の一方的海洋放出に断固反対する。この立場は明確で一貫している。われわれは日本が国内と国際社会の懸念を高度に重視し、利害関係各方面が実質的に参加する、独立した、有効な長期国際監視体制の確立に全面的に協力するよう、あらためて厳粛に要求する。〔東京5月17日発中国通信〕

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