東国原英夫氏が選挙妨害過去明かす 事務所に車凸、自宅前に動物のふん尿置かれる

東国原英夫氏

元宮崎県知事の東国原英夫氏が20日、自身のユーチューブチャンネルを更新し、つばさの党による選挙妨害事件に言及した。

4月の衆院東京15区補選で乙武洋匡氏の街頭演説を妨害したとして、つばさの黒川敦彦代表ら3人が公選法違反(自由妨害)の疑いで17日に逮捕された。警視庁移送時にピースをしている写真を見た東国原氏は「ふてぶてしくて、ニヤニヤして何の反省点もない。つまり違法行為はしていない主張なんですけど、腹立つね」と憤った。

宮崎県知事選や都知事選、衆院選に立候補した過去がある東国原氏は「僕も選挙で何回も経験しましたけども、ポスターを破られたり、落書きされたり、選挙事務所に交通事故と見せかけて車が突っ込んできたり、あるいは事務所や自宅の前に動物の死骸とかふん尿を置かれたりはあった」と振り返った。

かなりの妨害をされているかに思えるが、その東国原氏をもってしてもつばさの党の暴走は許せないとして、「街頭演説の横で、クラクションを鳴らしたり、太鼓を打ち鳴らし、拡声器を使って、がなり立てる。質問じゃなく、誹謗中傷なんですよ。カーチェイスみたいになっているのもあおり運転で道交法違反も視野に入れたほうがいい。僕が補選の候補者だったらブチギレていた。てめえらいい加減にしろ!みたいなことになっていたでしょうね」と冷静さを保った候補者を感心していた。

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