20歳で出産した女性がテレビに登場する。
5月22日夜に韓国で放送されるバラエティ番組『大人たちは知らない高校生ママパパ4』（原題）第42回には、20歳で母親になったイ・セビンさんが出演し、出産までの波乱万丈なストーリーを公開する。
まず彼女は、「母親のみの家庭で育ちながらも、高校時代は奨学金までもらえるほど勉強ができたが、詐欺によって家の状況が難しくなり、奨学金を生活費として使うほど状況が良くなかった」と自身の学生時代を回想する。続いて、「看護を専攻したい夢があったが、自主退学をして働くしかなかった」と明らかにする。
その後、イ・セビンさんは検定試験をパスしたあと、インターネットカフェのアルバイトとして働きながら大学入試を準備。そんななか、積極的な常連客から電話番号を尋ねられ、生涯初のデートをすることになったという。
イ・セビンさんは、「この時までは男の年齢をまともに知らなかったが、数日後に会員情報を見ると私より14歳年上だということが分かった」と伝える。この発言に対してMCのパク・ミソンは、しばらく指で数えたあと、「私より14歳年上なら70歳だよ…」と呟いてスタジオに爆笑を巻き起こす。
年齢差はあったものの、イ・セビンさんはその男性と生涯初の交際を始めることに。そうするうちに妊娠し、相手の同意と実家の母親の許可を得て出産を決心することになったとのこと。
ところが、「妊娠中期に精密超音波検査を行ったところ、子どもに意外な異常所見が発見された」として顛末を伝えスタジオを衝撃に陥れる。
さらに彼女は、「出産後、婚姻届を提出して家計を合わせることにしたが、出産日が近づくにつれ、彼氏が無関心になり始めた」と告白。「ついに出産後、心変わりした子どもの父親は“すべてが負担になる”として携帯メールで別れを通知したことはもちろん、直接会った席では生まれて2カ月になった子どもを養子縁組に出すことまで薦められた」と打ち明ける。これに対してスタジオの出演者たちは、「子供に対する愛情が一つもないね、理解できない」とため息をつき、ゲストのタレント、キム・セロムは「このように無責任な人は初めて見る」として怒りを吐き出す。
婚姻届も出せないまま子どもの父親に別れを告げられたイ・セビンの“その後”と悩み、日常は、22日の本放送で明かされる。
（記事提供＝OSEN）
