東海道線の村岡新駅、24年秋ごろに着工 神奈川県やJR東日本など4者が設置工事協定 32年に開業予定

村岡新駅駅舎のイメージ図(JR東日本横浜支社提供)

 JR東海道線大船─藤沢間に2032年ごろに開業を予定する「村岡新駅」(仮称、藤沢市宮前)について、神奈川県と藤沢、鎌倉市、JR東日本の4者は20日、設置工事に関する協定を結び、今秋ごろに着工することで合意した。4者が21年に新駅設置に合意してから3年を経て、周辺のまちづくりを大きく変える工事が動き出すことになった。

 新駅は藤沢駅から約2キロ、大船駅から約2.6キロの位置に整備される橋上駅。駅舎は地上3階建てで敷地面積は約710平方メートル。工事費と詳細設計費は計約159億円で、1日当たり約6万5千人の利用を想定している。

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