《元気に育ちますように》小学生がアユ放流「めっちゃかわいい」「おいしそう」1万5000匹が川へ

子どもたちに川の大切さやアユに親しんでもらおうと高知市の鏡川でアユの放流が行われました。

高知市の鏡川に運ばれたのは、ピチピチと飛び跳ねる稚アユ。その数およそ4500匹です。環境保全の大切さを知ってもらおうと、鏡川漁協が毎年行っている放流体験会には旭小学校の3年生およそ60人が参加しました。

記者「楽しみ?」
男子「おいしそう」
女子「めちゃかわいい」

旭小学校小学生:「元気に育ちますように」

20日鏡川の上流や下流4カ所で合わせておよそ1万5000匹が放流されました。放流されたアユは上流へ上り、秋には産卵のため放流した場所に戻ってくるということです。

20日は四万十市江川崎で30.9℃を観測。全国4番目の暑さで今年県内で初めての真夏日を記録しました。このほか四万十市中村で28.2℃、四万十町窪川で27.7℃など、県内6か所で夏日となりました。

旭小学校3年生:
「保育園でやった時と気持ちが違う」
「一匹一匹に頑張ってねっていう気持ちで出してあげよった」

旭小学校3年生:
「アユが1年しか生きられないことにびっくりしたし放流してアユがどんな感じでいくんだろうと不思議に思ってました」

鏡川漁業協同組合 代表理事専務 戸田二郎さん:
「このことを通じて子どもたちに川の環境、このことの大切さを知っていただきたいというのが一番の思いでそれに川離れが進んでいますので子どもたちにぜひ川に親しんでもらいたい」

小学生:「いってらっしゃい」

© 高知さんさんテレビ