遅刻した部下に暴行、1等陸曹を停職6日…発覚から処分までに2年超 「厳正な調査と手続きのため」 陸自奄美駐屯地

 陸上自衛隊奄美駐屯地(鹿児島県奄美市)は20日、部下隊員を暴行したとして、業務隊の1等陸曹(48)を停職6日の懲戒処分にした。

 同駐屯地によると、1等陸曹は2022年2月1日、駐屯地内で、部下隊員が時間に遅れてきたことへの指導として、腕をつかむ暴行を加えた。隊員にけがはなかった。現場にいたほかの隊員が部隊長に報告し、発覚した。

 発覚から処分に2年以上要したことついて、駐屯地広報室は「厳正な処分のため調査と手続きに時間を要した」と説明している。

© 株式会社南日本新聞社