中国南方航空が県側の要請に応える…富山-大連間の国際定期便 6/26から週2便再開へ 4年前から運休

新型コロナが感染拡大した4年前から運休が続いている富山と中国・大連を結ぶ国際定期便の運航が、6月26日から週2便で再開されることになりました。

富山空港を発着する国際定期便の復活は、去年8月に運航を再開した上海便に続く2路線目で、県などによりますと、水曜と土曜の週2便で再開されるということです。

新田知事は、先週、大連市のある中国・遼寧省との友好提携40周年を記念して現地を訪れていて、運航を担う中国南方航空の幹部と面会し、県側の再開要請に対し中国南方航空が応えたかたちです。

*新田知事
「富山県と遼寧省をつなぐ交流の懸け橋として、富山県がビジョンに掲げている幸せ人口1000万を目指していく上で重要な国際路線」

一方で、コロナ禍以降、日本から中国への渡航にビザ発給が求められていることについて新田知事は、「遼寧省政府にも面倒だと強く訴えてきた」と、改善を要望したということです。

県内には、再開する富山・大連便などの国際便に関して、ビジネス需要も底堅くあることから、今後も、県民のパスポート取得やインバウンド客向け広域周遊観光ルートづくりへの支援を継続する方針です。

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