児童相談所、保護した児童の保険証を紛失 金庫で保管も見当たらず 親と本人に謝罪

京都府京田辺市

 京都府は20日、宇治児童相談所京田辺支所(京都府京田辺市)で預かっていた児童1人の健康保険証を紛失したと発表した。

 府によると、2019年4月、保護した児童の親から保険証を預かり、支所内の金庫で保管していた。今月8日に親から返却要請があり、支所内を探したが見つからず、親と児童に謝罪した。保険証には児童の氏名、性別、生年月日などが記載されていた。悪用は確認されていないという。金庫内で他になくなったものはないことから、同支所は紛失したと判断し、20日に京都府警田辺署へ遺失届を出した。

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