広島ドラゴンフライズが初のファイナル進出…名古屋Dとの激闘を制して大舞台へ

5月20日、『日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24』セミファイナルが開催され、広島ドラゴンフライズ(ワイルドカード上位)がアウェーのドルフィンズアリーナで名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(西地区1位)との第3戦に臨んだ。

第1戦に79-75で勝利するも、第2戦に77-84で敗れた広島は、試合開始から名古屋Dの須田侑太郎と齋藤拓実に3ポイントを決められる。それでも、ニック・メイヨやドウェイン・エバンスが次々と得点を奪い、23-13で第1クォーターを終えた。続く第2クォーター、須田の長距離砲やジョシュア・スミスのインサイドの得点で名古屋Dに一時同点とされるも、メイヨを中心に逆転は許さず、38-35で試合を折り返した。

迎えた第3クォーター、開始から名古屋Dのレイ・パークスジュニアと、広島の山崎稜がシュートを決め合う。エバンスが9得点を挙げるも、パークスジュニアに4本の3ポイントを含む15得点と爆発されると、終盤には須田と中東泰斗にも長距離砲を決められ、59-60と逆転を許して最終クォーターへ。

勝負の第4クォーターでは山崎の3ポイントやエバンスの連続得点で再びリードを奪う。中盤に中東とティム・ソアレスの連続3ポイントで名古屋Dに同点とされるが、山崎が貴重な3点弾をヒット。さらに、エバンスの3ポイントと山崎のシュートで名古屋Dを突き放すと、最後は広島が79-73で勝利し、初のファイナル進出を決めた。

■試合結果
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 73-79 広島ドラゴンフライズ(@ドルフィンズアリーナ)
名古屋D|13|22|25|13|=73
広 島|23|15|21|20|=79

【動画】勝利への執念! エバンスが魂のダンク!

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