樹脂片混入 ベビーフード自主回収 アサヒグループ食品 岡山で製造

自主回収を始めた「牛肉とほっくりじゃがいもの煮物」

 アサヒグループ食品(東京)は20日、岡山工場(岡山県里庄町里見)で製造したベビーフード「牛肉とほっくりじゃがいもの煮物」に、樹脂片が混入していたとして自主回収を始めたと発表した。現時点で健康被害は確認されていない。

 対象のベビーフードは、賞味期限が「2025.6/C3」と記されている。単品では販売されておらず、「栄養マルシェ鮭のまぜごはんランチ」や「栄養マルシェ12か月セット」といった詰め合わせの一部。スーパーなどで扱われており、5商品で計約9万5千個を回収する。

 同社によると、混入していたのは煮物を充てん機に移す工程で用いる金属探知機のフッ素樹脂製部品の一部(長さ約15ミリ、幅約5ミリ)。10日に購入者から連絡があり判明した。問い合わせは同社栄養マルシェ係(0120―223076)。

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