超レアなイカの閃光!水深1キロの深海で撮影に成功 まるで「へッドライト」の明るさ サモア海峡

まるで機械が発するようなイカの「閃光」だった。西オーストラリア大学などの研究チームが、深海に生息するツメイカの貴重な映像の撮影に成功した。

南太平洋のサモア海峡で5月上旬に調査を行っていたところ、沈んでいくカメラをエサと間違えて、脚を絡ませる様子が収められた。

深海で向かってくるツメイカ(ロイター)

イカの2本の足先には、獲物を驚かすための明るい生物発光が見られた。研究者の1人はその光を「ヘッドライト」という言葉で表現した。

西オーストラリア大学によると、撮影されたイカの体長は約75センチで、水深1キロ強の深海で撮影された。ツメイカは、日本の近海にも生息している。

(ロイター/よろず~ニュース編集部)

© 株式会社神戸新聞社