カン・ダニエル、自身が代表を務める事務所の大株主を刑事告訴…約16億円台の損害を主張

写真=マイデイリー DB

歌手のカン・ダニエルが、所属事務所のKONNECTエンターテインメントの大株主を相手取って、刑事告訴を提起した。

YTNは本日(20日)、カン・ダニエルがソウル警察庁に100億ウォン(約11億4,734万円)台の私文書偽造、20億ウォン(約2億2,943万円)台の特定経済犯罪加重処罰などに関する業務上横領および背任罪、約20億ウォン相当の情報通信網法違反および刑法上使用詐欺罪などの疑いで、KONNECTの大株主A氏の告訴状を提出したと報じた。

カン・ダニエルの関係者は、A氏が大株主という地位を使って事務所の資金を横領し、名義を盗用して法人の印鑑を捺印する方法で、140億ウォン(約16億円)台の損害を与えたと主張した。

また同日、カン・ダニエルの代理人である法務法人ウリ(担当弁護士:パク・ソンウ)は公式コメントを通じて「依頼人(カン・ダニエル)はKONNECTエンターテインメントの大株主に対して私文書偽造、横領、背任、情報通信網侵害及びコンピューターなどを使用した詐欺などの疑惑で20日、ソウル警察庁に刑事告訴を提起した」と明らかにした。

続けて「過去5年間、代表取締役であり、アーティストとして会社を守ってきた依頼人は、これまで家族のように信じて従ってくれた所属アーティスト、職員、そして第三者である契約相手の被害を最小限に抑えるため、刑事告訴を進行するまで1年を超える期間に大変な努力を注いだ」とし「これ以上法的責任を問う以外に他の解決方法がないと判断し、重い心で刑事告訴を進行することになった」とした。

法務法人側は、私文書偽造及び行使容疑関連、横領容疑関連、背任容疑関連、情報通信網侵害及びコンピューターなどを使用した詐欺嫌疑関連の合計4つの項目について具体的に説明した。

それと共に「大衆文化芸術業界でこのような不当なことがこれ以上発生しないことを、この事件が最後に勝つことを願う心で大きな勇気を出すことになった」と付け加えた。

カン・ダニエルは2017年、「プロデュース101」シーズン2から誕生したプロジェクトグループWanna Oneのメンバーとしてデビュー。「Energetic」「Burn It Up」「Beautiful」などの曲で大人気を博した。

その後、2019年にKONNECTエンターテインメントを設立した彼は、ソロアーティストに転向して活動を続け、昨年にはワールドツアーを開催して世界中のファンに会った。

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