着実に差を埋めるアーセナル、アルテタ監督が来季のプレミアリーグ制覇を誓う「最後には勝つことができる」

写真:来季の優勝を誓ったアルテタ監督©Getty Images

アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、来シーズンのプレミアリーグ制覇を誓った。

シーズン28勝を挙げ、勝ち点89を獲得したものの、マンチェスター・シティには及ばず優勝を逃したアーセナル。しかし最終節までマンチェスター・シティとタイトルを争い、6連勝でシーズンを終えたことは、昨シーズンから着実に力をつけていることを意味している。

アルテタ監督は最終節のエヴァートン戦後、イギリス『TNT Sports』のインタビューに応じ、悔しさをにじませつつ、プレミアリーグ4連覇を果たしたマンチェスター・シティに対して祝福の言葉を送った。

「まずはマンチェスター・シティにおめでとうと言いたい。彼らはチャンピオンであり、12月以降素晴らしい活躍を見せていた。そして(アーセナルの)スタッフと選手たちを誇りに思う。彼らは素晴らしい仕事をして、プレミアリーグ優勝を目指し限界を超えてくれた。残念ながら力及ばず、望んでいたタイトルを届けることができなかった」

2シーズン続けてマンチェスター・シティに次ぐ、2位という結果に終わったアルテタ監督は、来シーズンのプレミアリーグ制覇を望んでおり、次のように語っている。

「それ(優勝)を成し遂げるには、ただ一つの方法しかない。より決意を固め、野心を持ち、勇気を奮い立たせ、私たちの限界を広げなければならない。するべきことができれば、最後には勝つことができるだろう」

「我々は正しい道を進んでおり、これほど急激に進化しているのは見たことがない。軌道にも乗っているし、今は歯を食いしばって頑張る必要がある。なぜなら我々は多くのことを望んでいるからだ」

またアルテタ監督は、シーズン通してサポートしてくれたファンとのつながりを感じており、以下のように続けた。

「応援が最も充実感を与えてくれる。私が就任した時の夢の一つは、みんなと再び結びつき、この場所(エミレーツ・スタジアム)をさらなるレベルに引き上げることだった。我々は旅の途中だ。今日トロフィーを届けたかったが、一歩近づいたのは確かなことだ」

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