ビルバオ右SBデ・マルコスが2025年夏まで契約延長&主将就任! “王様”ムニアインから腕章継承

アスレティック・ビルバオは19日、右SBオスカル・デ・マルコスと2025年夏まで契約を延長したことを発表。また、来シーズンはキャプテンに就任することも併せて伝えている。

ワン・クラブ・マンの“王様”イケル・ムニアインと、歴代3位となるラ・リーガ通算出場数を誇るラウール・ガルシアの『サン・マメス』でのラストマッチとなった19日のセビージャ戦後、ピッチ上でオスカル・デ・マルコスがイクリニャがあしらわれた腕章を継承した。今夏に満了を迎える現行契約を1年間延長するとともに、新たなキャプテンが誕生した瞬間だ。

1989年4月14日生まれのデ・マルコスは現在35歳。アラベスのカンテラ出身で、トップチームで1シーズンだけプレーした後の2009年夏にアスレティック・ビルバオに加入した。豊富な運動量と確かな技術、サッカーIQの高さを兼ね揃える同選手はユーティリティプレーとして地位を確立。ここまでクラブ歴代4位となる公式戦通算532試合に出場し38得点60アシストを記録。加えて、一昨夏に3度目の就任となったエルネスト・バルベルデ監督の下で、円熟味は増すばかり。同サイドのイニャキ・ウィリアムズやトップ下のオイアン・サンセトを生かすポジショニングや駆け上がりからのクロスなど、右サイドから攻撃を活性化させている。

コパ・デル・レイ(国王杯)優勝という夢を叶えた在籍15年目のシーズンも終わりが近づく中で、もう1年続けることを決断したデ・マルコス。“ロス・レオネス”のキャプテンとして迎える16年目のシーズンは、ラ・リーガとコパ・デル・レイ、そして、待ちに待った欧州の冒険に出る。

【腕章継承】ムニアインからデ・マルコスへ。

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