違法賭博のファジョーリ、7カ月の出場停止明けでユベントスの遠征メンバー入り…復帰なるか

違法賭博で7カ月の出場停止を受けているファジョーリ[写真:Getty Images]

マッシミリアーノ・アッレグリ監督を電撃解任し、ゴタゴタが続いているユベントス。シーズン最後に1つ大きな動きが起こった。

残り2節となったセリエA。インテルの優勝はすでに決定しており、5位以内のクラブも1枠以外は決定している。

ユベントスも5位以内を確定させ、来シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)に出場する中、20日は勝ち点で並ぶ3位のボローニャと対戦する。

パオロ・モンテーロ監督が暫定的に指揮を執る中で、ボローニャ戦に向けたメンバーが発表。そこには、イタリア代表MFニコロ・ファジョーリの名前があった。

今シーズンは開幕からプレーしていたファジョーリだったが、違法賭博に手を染めていたことが発覚。自身でも違法なプラットフォームを通じてサッカーの試合にも賭けていたことを認め、ギャンブル依存症の治療を含む司法取引に応じ、2023年10月17日に12月の出場停止処分を受けていた。

12カ月の処分だったが、ギャンブル依存症の治療に最低でも6カ月通うなどの条件を守れば7カ月に出場停止処分が軽減。そして、その出場停止期間中はチームでトレーニングを続けていたという。

しっかりと治療もし、ギャンブル依存症にならないための啓発活動にも参加。そんな中、ボローニャ戦に向けたメンバーに名を連ねることとなった。

先発出場はないと見られているが、違法賭博で出場停止を受けてから復帰する可能性はあるとのこと。再びピッチで躍動し、信頼を取り戻すことができるのか注目が集まる。

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