ビジネスプラン 4分野で競って 活性化へ岡山ガスがコンテスト

岡山ガス本社

 都市ガスの岡山ガス(岡山市中区桜橋)は、産業振興や地域課題の解決に向けた「ビジネスプランコンテスト2024」の参加者を募っている。岡山県内で実現したい案がある個人や法人、起業を考えている人が対象。コンテストを通じて人材を発掘し、起業支援や協業により地域経済を活性化させる。

 募集する内容は、エネルギー・環境▽地域・社会課題解決▽イノベーション▽ガス事業に関する新技術の提案や岡山ガスの経営資源活用―の4分野。事業性重視の「ビジネス」、発想重視の「アイデア」、「大学生・専門学校生」、「高校生」の4部門別に審査する。

 新規性や地域への貢献度を基準に、書類選考とプレゼンテーション(10月中旬予定)でグランプリなどを決める。プラン内容に応じて同社が協業するほか、資金支援や地元企業とのマッチングなどを行う。応募締め切りは8月31日。同社サイト内の専用ページにある書類に必要事項を記入し、郵送かメールで申し込む。

 コンテストは、地場企業の知見や技術を生かして新事業を創出する同社の「オープンイノベーションプロジェクト」の一環で、22年から開催。前回は計105件の応募があった。問い合わせは同社(086―201―1570)。

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