今季15ゴールとキャリアハイのプリシッチ、得点増加の理由にレオンの秘密を語る「彼は2、3人引き付けるから……」

写真:今季キャリアハイの活躍を見せるプリシッチ

ミランのアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチが、ポルトガル代表FWラファエウ・レオンとの関係性について語った。

昨年の夏、チェルシーからミランに加入したプリシッチは、公式戦49試合に出場し、15ゴール9アシストを記録している。加入初年度からミランの攻撃陣をけん引する存在感を放っており、キャリアハイの活躍をしている。

イタリア紙『Il Giornale』のインタビューに応じたプリシッチは、ミラン加入がキャリアにおいて大きな転機になったようで、次のように語った。

「チェルシーでの過去2シーズンはケガに苦しみ、監督交代もあり、僕にとって良いことは無かった。ここミランでは、まったくの逆で、初日から全員の信頼を感じている」

今シーズンの出来を「10点満点中の7点以上」と自身を評価するプリシッチは、エースのレオンと好連携を築けている理由を語った。セリエA第36節カリアリ戦では、レオンのアシストからプリシッチが得点を挙げている。

「実は右サイドでのプレーに慣れてきて、ちょっとした秘密があってゴールを決めているんだ。それはレオンという選手の動きを研究し、プレーを理解したからだ」

「いつも彼は、2、3人の相手を引きつけるから、逆側のDFはそれほどカバーすることができない。そのためボックス中央にスペースが空き、そこに動くことができれば、完璧なパスが受け取れると信じているんだ」

またプリシッチは、ミラン加入を手助けしたステファノ・ピオーリ監督と良好な関係を構築しているようで「監督は僕に何を期待し、どんな役割を果たすべきなのか、正確に説明してくれた。彼は常に約束を守ってくれたし、僕と彼はいい関係を保っている」と語っている。

すでにセリエAで順位を2位に確定させているミランは、現地時間25日に最終節サレルニターナ戦を控えている。

© 株式会社SPOTV JAPAN