【住之江ボート】荒井翔伍 優勝戦3号艇に「引いてまくることも考える。優勝するならそれですね」

セット交換が吉と出た荒井翔伍

ボートレース住之江の「男女W日本財団会長旗争奪第38回住之江王冠競走」は20日、準優勝戦が行われた。

荒井翔伍(34=東京)が今節、優出にこぎつけた最大の要因は、セット交換を選択した決断の早さだろう。「足併せで鶴田に置いて行かれたんで、エンジンが悪いんだろうと…。それに最近、セット交換が当たっていると聞いたんで」と情報収集力も光った。

予選を首位通過した岡村慶太の17号機も、前節の三苫晃幸がセット交換をして足色が一変したシロモノだ。「足は直線寄りで全体に強め。出足も真田さんよりグッと出ていったし、余裕がある。セット交換がなじんだんだと思う。6号艇の花本さんが(前づけで)グイグイ来るなら引いてまくることも考えます。優勝するならそれですね」。狙うは3日目に決めたまくり一撃の再現だ。

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