田中が武岡下し初優勝 出口と石原2位、世界柔道

武岡毅、石原樹

 柔道の世界選手権第2日は20日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで男女計3階級が行われ、男子66キロ級決勝で田中龍馬(SBC湘南美容クリニック)が武岡毅(パーク24)に合わせ技で一本勝ちし、初優勝した。同級は日本勢が7大会連続制覇。

 女子57キロ級は長野県出身の出口クリスタ(カナダ)が決勝で許海実(韓国)に敗れ、2大会連続3度目の優勝を逃した。出口は準決勝で玉置桃(三井住友海上)を下した。玉置は3位決定戦を制した。

 男子73キロ級の石原樹(JESグループ)は2位。決勝でヒダヤト・ヘイダロフ(アゼルバイジャン)に一本負けした。

男子66キロ級決勝で対戦する田中龍馬(奥)と武岡毅=アブダビ(国際柔道連盟提供・共同)
女子57キロ級準決勝で玉置桃(右)を攻める出口クリスタ=アブダビ(国際柔道連盟提供・共同)

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