【韓国】1~4月の輸入車販売、環境車が急伸[車両]

2024年1~4月の輸入自動車市場で、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)など環境対応車の販売が伸びた一方、ガソリン車やディーゼル車は大きく落ち込んだことが分かった。

韓国輸入自動車協会(KAIDA)によると、1~4月に新規登録された輸入EVは1万3,863台で、前年同期の2.6倍となった。全体に占める割合は11.6ポイント上がり18.2%だった。HVは39.3%増の3万7,085台で、シェアは48.7%(16.5ポイント上昇)を占めた。

■ガソリン車販売48.5%減

一方、前年同期には49.0%のシェアを占めていたガソリン車は2万828台で48.5%減少。シェアは27.4%に落ち込んだ。ディーゼル車(2,084台)は70.9%減と大きく落ち込み、シェアは8.7%から2.7%に沈んだ。

1~4月に1万台以上のHVを登録した輸入車ブランドはドイツのメルセデス・ベンツ(1万4,341台)とBMW(1万1,060台)だった。モデル別ではBMW「520」(4,514台)が最も多く、ベンツ「E300 4MATIC」(3,572台)、トヨタ・レクサス「ES300h」(2,417台)が続いた。

EVで最も売れたのは米テスラ「モデルY」で6,016台だった。

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