スティーヴ・ブシェミ、無差別襲撃事件容疑者の男が逮捕

スティーヴ・ブシェミが顔面を殴打された無差別襲撃事件の容疑者の男が逮捕された。『レザボア・ドッグス』などで知られるスティーヴは、8日(水)にマンハッタンのイーストサイドを歩いていた際に顔を腫らすほどの「暴行」を受けていたが、今回ニューヨーク市警が、17日(金)に住所不定のクリフトン・ウィリアムズ容疑者(50)の身柄を拘束し、有罪となれば最高7年の懲役刑となる第2級暴行罪で起訴したことを発表、そして同警察のスポークスパーソンは、66歳であるスティーヴの年齢を考慮して、罪状が重罪に引き上げられたことをニューヨーク・タイムズ紙に明かしている。

ウィリアムズ容疑者は、スティーヴを襲撃する15分前に22歳の男性を殴打したことで第3級暴行罪などでも起訴されている。

警察は、監視カメラの映像をもとに容疑者を割り出し、写真を公開していたが、ウィリアムズは17日、ほかの男性と口論になったことで通報され、駆け付けた警察により本人と認識され逮捕となったという。

スティーヴは襲撃後、出血、打撲、左目の腫れといった症状で病院に搬送され、代理人は当時、ザ・ハリウッド・レポーターにこう語っていた。「スティーヴ・ブシェミはマンハッタンのミッドタウンで暴行を受けました。ニューヨークで起きた無差別暴力の新たな犠牲者です」「彼は無事で、皆さんの善意に感謝しています。ニューヨークの通りを歩いている時に同じく襲撃された全ての人にとっても、これは信じられないほど悲しいことです」

ニューヨークでは、3月にもセントラルパークで、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』でスティーヴと共演したマイケル・スタールバーグ(55)が石を投げつけられ首の後ろに怪我を負う事件が発生、容疑者とされているホームレスのザビエル・イスラエル(27)が、ニューヨーク市警に身柄を拘束されている。また同月には、米リアリティ番組『リアル・ハウスワイフ・オブ・ニューヨーク』などで知られるベサニー・フランケル(53)が、同市でファッション・デザインを専攻する学生が見知らぬ人に顔を殴打されたことを報告するTikTok動画にコメントし、自身も同様の経験があることを明かしていた。

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