デビッド・ベッカム、HUGO BOSSとパートナーシップ契約

デビッド・ベッカム(49)が ドイツのラグジュアリーブランドHUGO BOSSと複数年のパートナーシップ契約を結んだ。HUGO BOSSのダニエル・グリーダーCEOは、ネットフリックスのドキュメンタリー作『ベッカム』を見て、歌手からファッションデザイナーに転身したヴィクトリア・ベッカム(50)を妻に持つ元サッカー選手デビッドに対する見方が変わったという。

グリーダー氏はWWDにこう語っている「ネットフリックスのドキュメンタリーを見るまでは、彼が人生で達成したこと、彼が経験した困難なこと、そして彼がどのように強くあり続けたかを知りませんでした。この番組で私の見方は一変し、彼を獲得しなければならないと確信しました」「アンバサダーとしてだけでなく、パートナーシップを結んでほしい。デザインにも携わってほしいし、コレクションもやってほしい。それからまた会って、一緒に何ができるか話し合いました。彼は会社を訪れ、感銘を受けていました」

元イングランド代表キャプテンで、現在はインテル・マイアミCFとサルフォード・シティFCの共同オーナーであるデビッドは、同ブランドのフォーマルとカジュアルのコレクションの「キュレーションとデザイン」を担当、第一弾は2025年春夏のコレクションを予定している。

デビッドは以前、ハイストリートブランドH+Mの男性用下着「ボディウェア」ラインの制作に携わったほか、モデルも務めていた。

一方で、妻のヴィクトリアは、先月スペインのハイストリートブランドMANGOとコラボレーションし、自身の名を冠したハイ・ファッション・ブランド、ヴィクトリア・ベッカムの手頃な価格のバリエーションを発売することを明らかにしている。ヴィクトリアはサンデー・タイムズ紙にハイストリートにハイエンドなテーラリングを持ち込みたいとし、次の様に語っている。「私にとっては、幼い頃からハイストリートしかなかったの。私はデザイナーの服を着ることができなかったし、私の母親もデザイナーの服を着ることはなかった」「買い物をするときも、インスピレーションを探すときも、ハイストリートに行ったわ」

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