リヴァプールはアルネ・スロット新監督の就任を発表した。
ユルゲン・クロップ前監督は、今年1月に今季限りで退任することを表明した。リヴァプールは2023-24シーズン、プレミアリーグを3位で終え、カラバオカップで優勝してシーズンを終えている。
45歳のスロット新監督は2013年7月、現役生活を送ったズヴォレの下部組織で指導者としてのキャリアをスタートさせ、カンブール、AZでアシスタントコーチや監督を務め、2021年7月にフェイエノールトの監督に就任した。
2022-23シーズンはフェイエノールトをエールディビジ優勝へ導き、2023-24シーズンはPSVに優勝を譲ったもののリーグ2位でシーズンを終え、国内カップ戦であるKNVBカップ優勝を果たしている。
スロット監督が主に採用するフォーメーションは4-2-3-1と4-3-3。ボールを保持しつつ、守備時にはハイプレスから攻撃につなげる戦術を得意としており、リヴァプールとフィットしている。オランダのサッカージャーナリストであるマルセル・ファン・デル・クラーン氏は同監督をこう評価した。
「プレミアリーグのビッグクラブが彼に興味を示すのは時間の問題だった。彼は監督として成功しただけでなく、攻撃志向の強いジョゼップ・グアルディオラのようなスタイルが非常に印象的だ」
スロット監督のリヴァプールでの初陣は、7月に行われるベティスとの親善試合となる予定だ。