KONOSUKE TAKESHITAが鈴木みのるに圧巻勝利!「強いのはこの俺だ!」

DDTプロレスが5月19日、大阪市住吉区民センターで『ドラマティック・ドリームズ!Vol.11 ~松井幸則レフェリー30周年記念大会・おもしろき 四角いこの世を おもしろく~』を開催した。トリプルメインイベント第2試合では、この試合のために米国から帰国したKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)が“プロレス王”鈴木みのるに圧巻の勝利を挙げた。

米AEWでもトップ戦線で暴れるTAKESHITAは26日(日本時間27日)には、米ネバダ州ラスベガスでの「Double or Nothing」で、IWGP世界ヘビー級王座への挑戦権をかけ、同王者のジョン・モクスリーとのエリミネーターマッチを控える。大会前日の記者会見で鈴木は「竹下幸之介、ぶっ飛ばして、モクスリーとの対戦は俺がかっさらう。そして、IWGPもかっさらう」と豪語していた。

両者はタッグマッチでも対戦経験がなく、正真正銘の初対決。序盤は手探りでレスリングの攻防。場外戦に転じると、鈴木はイスで殴打。さらに鉄柱でTAKESHITAの腕を攻める。リングに戻るとエルボーの応酬から、TAKESHITAがブルーサンダー。再び場外へ戦場が移ると、TAKESHITAは垂直落下式ブレーンバスターを放つ。鈴木はスリーパーで絞め上げると、ゴッチ式パイルドライバーを狙うもTAKESHITAは脱出。鈴木はドロップキックからPK3連発。TAKESHITAはエルボー、ジャンピング・ニーからワガママ連発。最後はサポーターを外してエルボー・バットを叩き込んで鈴木を仕留めた。

TAKESHITAは「プロレス王、鈴木みのる、今日勝ったのはこの俺だ。つまり強いのはこの俺だ」とニヤリ。鈴木は「俺は令和の人間でもなければ、平成の人間でも新しい人間でもない。昭和の古い人間だ。だから負けてしゃべることなんて何一つない。あるとしたら、次はぶちのめしてやる」と雪辱を期した。プロレス王を倒したことで、TAKESHITAはIWGP王座挑戦権獲得に弾みをつけたといえそうだ。

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