阪神・大竹 今季も鯉キラー 昨季4戦全勝&防御率0.57の得意の敵地 巧みな投球術で4勝目だ

 台を使って練習する大竹

 22日の広島戦(マツダ)に先発する阪神の大竹耕太郎投手(28)が20日、好相性のマウンドで快投を見せる意気込みを示した。甲子園での投手指名練習ではキャッチボールなどで調整。今季も鯉キラーぶりを発揮する。

 今季2度目となる広島戦。前回8日、甲子園での対戦では6回4安打1失点の好投も勝敗はつかなかった。次はマツダスタジアム。「マウンドの形状っていうか。傾斜の感じとかは、好きな方」。昨季は4試合に登板し、4勝0敗で防御率0.57と相性抜群の舞台だ。

 球場の特徴も頭に入れ、配球を組み立てる。「狭い球場ではない。風向きとかも見ながらになるんですけど。臨機応変に高めもうまく使っていきたい」とストライクゾーンを広く使う考え。今季4勝目を巧みな投球術でもぎ取る。

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