住友電装 26年3月期売上高2兆円へ 電動化製品販売増で 漆畑社長インタビュー ワイヤーハーネス新工法で収益性向上も

「DX人材の育成も進める」と語る漆畑社長

 住友電装(本社四日市市)の漆畑憲一社長は中部経済新聞社のインタビューに応じ、「2025年度(26年3月期)までに売上高で2兆円(24年3月期実績は約1兆9千億円)を目指す」方針を示した。2兆円が達成できれば、10年余りで売上高を2倍に伸ばしたことになる。漆畑社長は「これまでのようなM&A(企業の合併・買収)による規模の拡大ではなく、次世代に向けた付加価値の高い製品を伸ばしていく」と強調する。

© 株式会社中部経済新聞社