日本サッカー協会と本田圭佑の〝合体〟あるのか 宮本恒靖会長は「協力」の意向

日本サッカー協会の田嶋幸三名誉会長

日本サッカー協会の田嶋幸三名誉会長(66)が20日、理事を務める国際サッカー連盟(FIFA)の総会(タイ・バンコク)について説明を行った。

都内で取材に応じた田嶋氏は、2027年女子W杯の開催地がブラジルに決定したことに言及。日本は31年の招致を目指していることから、早急に招致委員会の立ち上げなど準備を進める必要性を強調した。

また、総会には世界各国からサッカー界のレジェンドが招待され、元日本代表MF本田圭佑(37)も参加した。

長年日本代表のエースとして君臨した本田と久しぶりに再会した田嶋氏は「レジェンドとして来てくれてね。いろいろ長く話をさせてもらった。彼が目指すところを、サッカーにおいても、ビジネスにおいても、しっかりとやってくれているのはうれしかった。彼自身は、サッカーに対する熱量はすごくあるなと感じた」と活発に意見交換を行ったという。

そうなると、気になるのは協会との連携があるのかだ。「タイで4対4(本田が主催する育成年代のサッカー大会)をやっていた。それに対しては、宮本(恒靖)会長も非常に協力してやっていきたいと言っていたし、その4対4を世界に広めていきたいと彼も望んでいるようだ。そういうものを、一緒にできるものをやってもいいんじゃないかと思う」。宮本体制の協会で本田との〝合体〟にも期待を寄せていた。

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