「新宿駅と池袋駅、1日平均の乗車人口が多いのはどちらの駅か」皆さんはご存知でしょうか?
くらしとお金の経済メディア「LIMO」では4月に、メールマガジン会員を対象にアンケートを行いました。
東日本旅客鉄道(JR東日本)公表の最新データによると、コロナ禍だった2022年度もコロナ前の2018年度も、JR東日本エリア内の1日平均の乗車人員のTOP3は変わらず、新宿駅・池袋駅ともにランクインしています。
果たして何割の方が正答することができたのでしょうか。
記事の後半では新宿駅・池袋駅がある新宿区・豊島区の財政状況についても解説していますのでぜひ最後までご覧ください。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
「新宿駅と池袋駅、1日平均の乗車人口が多いのはどちらの駅か」LIMOでアンケート
LIMO編集部がメールマガジン会員を対象にというアンケートを取ったところ、全体の90.3%が「新宿駅」と回答しました。
実際は「新宿駅」と「池袋駅」、どちらの乗車人口(1日平均)が多いのでしょうか。
「新宿駅と池袋駅、1日平均の乗車人口が多いのはどちらの駅か」LIMOメルマガ会員の正答率は?
東日本旅客鉄道(JR東日本)公表の最新データ「各駅の乗車人員 2022年度」によると、各駅の乗車人員のトップ3は以下のとおりです。
- 新宿駅 60万2558人
- 池袋駅 45万8791人
- 東京駅 34万6658人
コロナ禍前、2018年度の各駅の乗車人員から見てトップ3の入れ替わりはないものの、乗車人員の数は新宿駅が78万9366人、池袋駅が56万6994人、東京駅46万7165人と減少しておりコロナの影響が見て取れます。
ちなみに第4位も2022年度、2018年度と変わらず「横浜駅」がランクイン、第5位ではじめて、2022年度は「渋谷駅」、2018年度は「品川駅」とランクインした駅が変わる結果となりました。
新宿区(新宿駅)・豊島区(池袋駅)の財政状況は?
ここからは新宿駅のある新宿区と、池袋駅のある豊島区の財政の運営状況について、実質収支比率をもとに見てみましょう。
実質収支比率は、区を運営していくのに必要なお金に対して収支がどの程度の割合になっているかを示すものです。
この数値が小さいと収入を行政サービスにたくさん使っていることになり、逆に大きいと、収入に対してサービスを抑えているということになるため、大きすぎても小さすぎても良い状態とはいえず、一般的には3~5%の範囲であれば財政運営が適正であると言われています。
令和4年度の実質収支比率は、新宿区で4.7%、豊島区で5.6%でした。
まとめにかえて
LIMO編集部がメールマガジン会員を対象に「新宿駅と池袋駅、1日平均の乗車人口が多いのはどちらの駅か」とアンケートした結果、9割の人が「新宿駅」と答えて正解するという結果になりました。
今後もLIMOではメルマガ会員向けにあらゆるアンケート調査を実施し、コンテンツとして配信していきます。
- 今回のアンケート実施期間:2024年4月下旬
- 今回のアンケート回答者数:103名
参考資料
- JR東日本「各駅の乗車人員 2022年度」
- JR東日本「各駅の乗車人員 2018年度」
- 新宿区「新宿区の財政について ~新宿区財政白書~」令和5年11月
- 豊島区「区財政の推移と現状」令和5年9月