目頭が熱くなるビフォーアフター
推定3歳を迎えた兄弟猫ちゃん。心温まるビフォーアフターがXで注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@luna7taka9」さん。
当ポストには2024年5月15日時点で840件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。
また記事の中盤では、ペット保険についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
兄弟揃って保護された「カイ」くんと「グリ」くん
「カイとグリ本日3歳の誕生日(推定)を迎える事が出来ました これからも元気いっぱいで過ごしてね」
そんなコメントとともに投稿されたのは1本の動画でした。
話題となっているのは「カイ」くんと「グリ」くんという兄弟猫ちゃんです。
約3年前、@luna7taka9さんは「家の外で鳴き声が聞こえる」と気づいて見に行くと、草むらに隠れる2匹の姿があったといいます。保護された2匹は@luna7taka9さんご家族の一員に加わりました。
それから3年が経過し、2024年5月13日に推定誕生日を迎えたカイくんとグリくん。
動画の冒頭には、保護された当初と思われる2匹の姿が。小さい身体を寄せ合い、怯えたような表情を浮かべています。
どんなときも仲良しな2匹…成長ぶりに思わず感動
続けて動画内では「子猫時代の2匹の写真」が紹介されます。抱き合って眠ったり、同時に立って遊んだりと、兄弟らしい姿が印象的な2匹。
ともにニャルソックをする後ろ姿は、まさに「瓜二つ」といった具合ですね。毛づくろいをしあう様子からは仲良しぶりも伝わってきます。
動画の冒頭では、まるで毛玉のように小さかった2匹でしたが、成長の軌跡をおさめた動画からは、立派に成長していく様子が目に見えて伝わってきます。
後半に写る2姿は凛々しい佇まいが印象的ですが「いつでも一緒」といった仲良しぶりは変わらないようですね……!
2匹の安心感が伝わる佇まいからは、ご家族の愛を一心に受けて育ったことがうかがえて、なんだか目頭が熱くなりますね……。
成長を記したポストには、カイくんとグリくんの誕生日を祝う人からの声が続出し大反響となりました。
カイとグリ本日3歳の誕生日(推定)を迎える事が出来ました✨
これからも元気いっぱいで過ごしてね💕#猫 #保護猫 #グレー猫 #兄弟猫 #癒し #愛おしい #誕生日 #猫のいる暮らし #猫のいる幸せ #仲良し pic.twitter.com/nF9UATuuB7— 月と鷹 (@luna7taka9) May 12, 2024
猫の入手先は保護猫が約4割
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
一般社団法人ペットフード協会が発表した「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、ペットとしての猫の入手先として多いものは以下のようになりました。
猫の入手先
- 1位 31.1%:野良猫を拾った
- 2位 20.6%:友人/知人/親族からの無償譲渡
- 3位 15.9%:ペットショップで購入
- 4位 7.7%:里親探しのマッチングサイトからの無償譲渡
- 5位 5.1%:シェルターからの無償譲渡
※集計ベース:猫飼育者 アンケート人数782人
保護猫に明確な定義はないですが、上記の「野良猫を拾った」「里親探しのマッチングサイトからの無償譲渡」「シェルターからの無償譲渡」などを経由して飼っている猫を、一般的に保護猫と呼ぶのではないでしょうか。
また「保護猫」に該当すると思われる上記ランキングの1位、4位、5位を合算してみると「ペットとしての猫の4割以上は保護猫」という状況が推察できます。
保護猫を飼う時もペット保険の加入を視野に
保護猫、特に元々野良だった猫は、飼い始めの時点で健康状態が不鮮明なケースも多いかと思います。
思わぬケガや病気を患っている可能性もあるので、健康診断をしたうえでペット保険に入り、しっかり補償をつけることも重要な選択肢になってくるでしょう。
そもそもペット保険とは、ペットがケガや病気を患った際に、治療費を補償する保険です。加入できるペットは犬や猫が基本ですが、ハムスターや爬虫類などが加入できる商品もあります。
ペット保険の加入を申請する際、基本的には過去の病気の履歴などを申告する必要があります。
元野良猫などのケースでは、過去の病気・ケガの詳細がわからないことも多いかと思います。
しかし、ペット保険の商品の中には推定年齢や現在の健康状態を元に加入の審査をするものもあるので、マッチする商品を探してみるのもいいでしょう。
ペット保険の保険金支払い方法や特約
ペット保険の保険金支払い方法
ペット保険は、ペットが病気やケガを患った際の治療費について、補償限度額の範囲内で一定割合を補償します。
限度額や割合は保険会社各社によって差がありますが、自己負担の金額を抑えられるような商品ほど保険料は高くなる傾向があります。
ペット保険の特約
商品によっては、治療費補償の他に、自分のペットが他人のモノを壊したり、または他人にケガをさせたりした際にも補償を受け取れるような「ペット賠償責任特約」などがあります。
保護猫を飼う際にはペット保険などの検討も
今回冒頭で紹介した話題のポストのように、保護猫の注目度は高いです。
ネット上のそういったコンテンツを見て、「私も飼いたい」と思う人もいらっしゃるのではないでしょうか。
保護猫には「過去の病気歴が不鮮明」といったリスクがあるのも事実なので、飼い始めの段階で獣医師にしっかり診てもらったり、必要に応じてペット保険に加入したりすることなどもぜひ検討してみてください。
自慢のポイントは「シンクロ率の高さ」です!
さて、投稿のご紹介に戻ります。
ツイートの投稿主さんに、一緒に暮らす5匹の猫ちゃんについてお話をうかがいました。
――普段はどのような子ですか?
普段はそれぞれ、お気に入りの場所で眠っています。
家に帰ると、その日によって違いますが、扉の前で誰かが待っていて、可愛い声で鳴いてくれます。
――自慢のポイントは何ですか?
ご飯の時は、きちんと座って待ってから食べます。
――その他、記事の読者の方にアピールしたいポイントはございますか?
カイとグリのシンクロ率の高さです。
以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。
参考資料
- @luna7taka9
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」
- 一般社団法人日本損害保険協会 ペット保険
- au損害保険株式会社「野良猫でもペット保険に加入できる?保険加入の流れや注意点について解説」