イベント帰りのA子さんと、なかやまきんに君。芸能記者は、「国内外のボディビル選手権大会のエントリーも、彼女が全部サポートしています」と語った（写真・久保貴弘）
白のタンクトップに、短パン姿で声高らかに「パワー！」と叫ぶ──。しかし、この日はそうではなく、ピンク色のタンクトップを身にまとい「ナース!」と叫んだ。
2024年5月上旬、メディカルケアのイベントに登場したのは、お笑い芸人・なかやまきんに君だ。その日、おなじみのボディビルポージングと、健康の秘訣などを明るく語り、会場をわかせていた。
「きんに君は芸歴25年めですが、芸風はまったく変わっていません（笑）。対照的に、筋肉は年々、肥大化しています。2021年には、ボディビル選手権大会で優勝。それがニュースに大きく取り上げられると、“筋肉関係”の仕事に次々と呼ばれるようになったんです」（お笑いライター）
この日、イベントが終わると、きんに君は女性マネージャーのA子さんとともにタクシーに乗り込んだ。目的地に到着すると、A子さんが支払いをすませ、きんに君は慣れた手つきでカードキーを取り出す。きんに君のスマホを見て何やら親しげに話しながら並んで歩く2人は、そのまま建物の中へと消えていった――。
2022年に吉本興業から独立すると、再ブレイクを果たした、きんに君。2024年に入り、20社以上とCM契約を結ぶなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。なぜ“筋肉男のパワー”が人気なのか、広告代理店関係者が理由を明かす。
「独立後、直接、クライアントと接する機会が増え、誠実な人柄が気に入られたからです。CMの年間契約料金は、いちばん高いもので1200万円ほどですが、ほかのタレントよりも群を抜いてオファーがあるのが、映画の上映イベントなどです。きんに君が登場人物になぞらえた衣装で現われ、最後は決まって『ヤー！』『パワー！』でしめる。たった数十分間の稼働ですが、ギャラは100万円以上。2023年から2024年にかけて、年収ベースだと1億円を優に超えていますし、今後の活躍次第では2億円も視野に入る勢いです」
独立から2年。順風満帆すぎるきんに君だが、この成功の裏には、A子さんの公私にわたっての献身的なサポートがあるという。
「彼女は、きんに君より5歳年上で、吉本退社後に立ち上げた個人事務所の取締役に名を連ねています。2人はスポーツジムで出会い、もう5年以上も交際を続けています。彼女は、もともとアメリカンフットボールXリーグでチアリーダーとして活躍。2012年には本場・米国に渡り、NFLの舞台にも立ったほどです。じつは、吉本からの独立を後押ししたのも彼女なんです。きんに君の収入の大半はテレビ出演よりも、イベントやCM、YouTube。万人ウケするキャラを生かして、売れっコになってもギャラを吊り上げなければ仕事は維持できる。そう踏んだ彼女の狙いはみごとに当たりましたね。現在、2人は同棲生活を送っているそうです」（芸能記者）
そうなると気になるのは結婚だが、きんに君はふだんから“筋肉中心”の生活。芸人仲間と飲みにも行かず、旅行先も「ゴールドジムが近くにある場所を探す」という、常人には理解できないストイックな生活を送るが、A子さんはそんな彼のよき理解者なのだ。
「チアやスポーツジムの受付をしていた経験から、ボディビルダーの筋肉管理のたいへんさをよく知っています。2人はお互いの両親へのあいさつもすませているようなので、いつゴールインしてもおかしくないでしょう」（同前）
事務所に同棲および結婚の予定を問い合わせると、「本人がテレビ番組の収録中で回答期限に合わないため、今回は無回答とさせていただきます」とのことだった。
ボン・ジョヴィの楽曲に合わせて、「シーズ・マイ・ワイフ」と紹介してくれるのか、くれないのか、どっちなんだい！
