欧州クラブ関心の日本人22歳MFは「ソン・フンミンと似ている」 トッテナム行き説に韓国興味

ブレンビーで活躍する鈴木唯人【写真:Getty Images】

鈴木唯人はデンマークのプレーオフラウンドで大活躍

デンマーク1部ブレンビーIFのMF鈴木唯人は、目覚ましい活躍により欧州クラブからの関心度が高まっており、イングランド1部トッテナムもその1つに挙げられた。韓国メディアは「ポジションやプレースタイルがソン・フンミンと似ているという評判だ」と取り上げている。

22歳の鈴木は昨夏、清水エスパルスからブレンビーへ4年契約で加入。今年4月に入り、プレーオフラウンド8試合で4得点5アシストと驚異的な数字を残している。

イングランド1部マンチェスター・シティやリバプール、スペイン1部レアル・ソシエダなど計12クラブのスカウトが実際に試合観戦したこともデンマークメディア「bold.dk」によって明らかになり、決勝ゴールを挙げた5月15日のプレーオフラウンド第8節ノアシェラン戦(1-0)にもトッテナム、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンやシュツットガルト、オランダ1部アヤックスがスカウトを派遣していたとされる。

韓国メディア「xportsnews」は、韓国代表FWソン・フンミンが在籍しているトッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督について、「ポステコグルー監督が横浜F・マリノスを去ったあと、移籍したスコットランドの名門セルティックでも日本人選手を継続的に起用し、最大6人まで保有したことがある。彼がトッテナムへ移り、ブレンダン・ロジャーズ監督が復帰したあともセルティックの日本人選手は重用され、3人が主力として活躍している」と取り上げている。

そのうえで、獲得が噂される鈴木唯人に関しても、「鈴木唯人はポジションやプレースタイルがソン・ソンミンと似ているという評判だ。もちろん、現時点でのレベルはソン・ソンミンとは比較できないが、ポステコグルー監督の立場からすれば、1500万ユーロ(約25億4000万円)を超えるお金をかけて鈴木唯人をソン・ソンミンのように育てようと思うかもしれない」と関心を示している。

ブレンビーは5月20日にプレーオフラウンド第9節シルケボーIF戦、26日に第10節AGF戦を控えており、鈴木にさらなる活躍に期待が懸かる。(FOOTBALL ZONE編集部)

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